「承認欲求が強いのは良くない」
「承認欲求を手放したほうがいい」
こんな言葉を見聞きすると、
「承認欲求そのものが悪いのでは?」
と感じてしまう人も多いかもしれません。
結論から言うと、承認欲求は良い・悪いで判断するものではありません。
それは人として自然な感情であり、使い方次第で味方にも敵にもなります。
承認欲求は人間にとって自然な感情
人は誰でも、
「認められたい」
「大切にされたい」
「価値ある存在だと思われたい」
という気持ちを持っています。
これは弱さではなく、社会で生きるための本能のようなものです。
承認欲求があるからこそ、人は努力し、成長し、他者とつながろうとします。
承認欲求が「良い方向」に働く場合
承認欲求は、うまく使えば人生を前に進める原動力になります。
仕事や勉強を頑張るきっかけになる
人に喜ばれる行動をしようとする
成長や挑戦へのモチベーションになる
誰かに認められたいという気持ちが、結果的に自分の能力や経験を高めてくれることもあります。
承認欲求が「苦しさ」に変わる瞬間
一方で、承認欲求が強くなりすぎると、心を苦しめる原因になります。
他人の評価で気分が左右される
認められないと自分を否定してしまう
嫌われないように無理をする
この状態では、承認欲求は味方ではなくなってしまいます。
問題なのは、承認欲求そのものではなく、それに振り回されてしまうことです。
「他人軸」になると承認欲求は苦しくなる
承認欲求が苦しさに変わるとき、多くの場合、判断基準が「他人軸」になっています。
他人にどう思われるか
評価されるかどうか
嫌われないか
これらが行動の基準になると、自分の本音がわからなくなり、疲れてしまいます。
承認欲求は「自分軸」に戻すと味方になる
承認欲求を健全な形に戻すには、軸を自分に戻すことが大切です。
自分はどうしたいのか
自分は何を大切にしたいのか
自分で自分を認められているか
この視点を持つことで、他人の評価は「参考情報」になり、人生を左右するものではなくなります。
承認欲求を完全になくす必要はない
承認欲求をゼロにしようとすると、かえって苦しくなります。
それは感情を否定することになるからです。
必要なのは、
「承認欲求があってもいい」
「でも、人生を決めるのは自分」
というバランス感覚です。
まとめ
承認欲求は、良いものでも悪いものでもありません。
それは人間らしさの一部です。
成長のエネルギーにもなり
苦しさの原因にもなる
その分かれ道は、他人軸か自分軸かにあります。
承認欲求を敵にするのではなく、上手に付き合いながら、自分らしい人生を選んでいきましょう。

