なぜ、嫌な出来事は続くのか
「どうして私ばかり、こんなことが起きるんだろう」
そう思ったことは、誰にでもあるはずです。
仕事のトラブル、人間関係のすれ違い、体調の不調…。
一見すると“マイナスの出来事”に思えるそれらも、実はあなたの魂が成長するための出来事であることがあります。
仏教や多くの宗教では、人生に起こる出来事の中には「原因と結果」があると考えます。
過去の言葉・行動・思考が“因”となり、それが“果”として現れる。
それがいわゆる「業(ごう)」や「ざいえ(罪穢)」と呼ばれるものです。
つまり、嫌な出来事は「偶然」ではなく、あなたの中の古い思考やエネルギーを浄化する機会として現れているのです。
嫌な出来事は“浄化のサイン”
人は、平穏なときよりも、試練の中でこそ大きく成長します。
たとえば、裏切りや誤解を経験したとき。
怒りや悲しみの中にいても、「許す」「手放す」という選択をすると、心が軽くなる瞬間があります。
そのときこそ、あなたの魂が一段上のステージへと進んでいるのです。
つまり、嫌な出来事は「あなたの中の未熟な部分」や「心の中の痛み」を表に出してくれる“鏡”のような存在。
それを見つめ、受け入れ、手放すことができたとき、ざいえが一つ消えると考えられます。
嫌な出来事は、あなたを苦しめるために起こっているのではありません。
あなたの中の光を引き出すために、必要な浄化のプロセスなのです。
ざいえを消す“受け止め方”のコツ
では、嫌な出来事を「ざいえを消す一歩」に変えるためには、どうすればよいのでしょうか?
①「なぜ自分に起きたのか」を責めずに見つめる
起きたことを「悪」と決めつけず、「この出来事にはどんな意味があるのだろう」と冷静に考える。
それだけで、出来事の見え方が変わります。
② 「感情を抑えず、流す」
怒りや悲しみは悪ではありません。
それを抑え込むよりも、「悲しい」「悔しい」と素直に感じ、涙を流すことでエネルギーが浄化されていきます。
③ 「許す・感謝する」ことで手放す
最も難しいことですが、相手や出来事に「ありがとう」と言えるようになると、心が軽くなります。
許しとは、相手のためではなく、自分の魂を自由にするための行為なのです。
苦しみを通してしか得られない“光”がある
多くの人が、苦しみの中で初めて「人の痛みがわかるようになった」と言います。
それは、嫌な出来事があなたを“より深く優しい人”に育てた証拠です。
魂の世界で見れば、苦しみは「罰」ではなく「成長の課題」。
そこを乗り越えることで、あなたの中の“ざいえ”は一枚ずつ剥がれ落ち、
心が穏やかで、他人を責めない生き方へと変わっていきます。
だからこそ、「なぜ自分だけ…」と思う瞬間こそ、実はあなたが魂を磨いている最中なのです。
嫌な出来事の裏にある“導き”を信じて
嫌な出来事は、あなたを苦しめるために起きているのではありません。
それは、あなたの中にある「ざいえ」を一つずつ消し、魂を軽くするためのプロセスです。
- 逃げずに向き合うことで、浄化が始まる
- 感情を受け入れることで、心が癒える
- 許しと感謝が、運命を変える
この3つを意識すれば、どんな出来事も“意味ある出来事”へと変わります。
嫌な出来事が起こったときこそ、
「今、自分の魂が成長しているんだ」とそっと心の中でつぶやいてみてください。
その瞬間、あなたの人生は少しずつ光の方向へと動き出します。

